『塩の街』


有川浩/著   角川文庫  (超個人的推奨度★★★★★☆)

図書館戦争で有名な(私の中ではですが)有川女史のデビュー作だったとは知りませんでした。
自衛隊三部作のトップバッターだそうなので、順当に行きました。

塩、なので海上自衛隊のお話かと思っていましたら、陸上自衛隊でした;

何となくですが、図書館戦争のように戦闘物だと思っておりましたら、戦闘物と言うより、SFチックでした。
ある日を境に世界が変わった系が好きな私はとても楽しめました。

宇宙から飛来した謎の塊、塩と同じ成分のそれは全世界に落下し、地球上を塩化していく。
地球上の生物を塩化。怖いです。
これに立ち向かう、残されたわずかな人類、ってわけです。
自分が塩になっちゃうんですよ、じわじわと。
その表現も面白かったし怖かったし泣けました。


泣けちゃうエピソードで区切られていて、読み進めやすいです。
途中、挿絵がありますが、できたらそれは見ずに読み進めて、その憎い演出も楽しんでみてください。
作者の、譲れなかったこだわりの部分だそうです。
星が-1なのは、恋愛部分がちょっと好みからずれていたからだけです。
もう、女子高生には感情移入が出来ないのかしら…;;;;;





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『植物図鑑』


有川浩/著  角川書店  (個人的推奨度★★★☆☆)

図書館戦争シリーズ以外の有川浩著作品では、お初の小説でした。
書店の平積みの恋愛小説の類にあったので、期待して手にしました。

呑み会帰りのヒロインが、マンションのポーチの植え込みで見つけたのは凍死&餓死寸前の行き倒れ青年。
「俺を拾ってくれませんか。咬みません、躾のできた良い子です」
捨て犬紹介のようなセリフに酔っているヒロインは大ウケ、警戒心を感じさせない青年に気を許し、部屋へ招き入れ、そこから共同生活が始まる…

この青年がんめちゃくちゃカジメンでね~。
全編通して、この二人は休日ごとに散歩に行き、野草を摘み、それを食するわけです、
とても楽しそうに。とても美味しそうに。とても幸せそうに。充実しまくっているんです。
そんな日々を過ごしていれば、特別な感情も芽生えるよね。
いや、違うか、特別な感情を抱いてしまうような相手だからこそ、そんな日々になったんだろうね。
ただの同居人から恋人同士になります。リア充です。

恋愛物のクライマックス、白状合戦みたいなシーンのやり取りが大好きです。
あー、でも、この小説では、ここはクライマックス=結ではなく、起承転結の承です。

彼、イツキが作る料理をぜひぜひ食べてみたいです。
指咥えて読み進めるのがひもじかったです。
週末をあんなふうに毎回過ごせたら、どんなに素敵だろうとしみじみ思いました。
お金がかかってないのに、贅沢な過ごし方。

しかし、恋愛の下りより、その料理や草花の話の方が多かった印象です。


余談ですが、これまた映画化するんですね…
予告映像を拝見しましたが、二人とも私のイメージとは…違うなぁ…残念。
イツキもさやかも、もっともっと普通の、芯が太いしっかりした、もうちょっと大人の感じなんだけどな…
あの二人では綺麗過ぎるよ;;;

1/16 追記
今、振り返ってみても「全くその通りだ!」とものすごく思うセリフがあります。
------何て男らしい買い物!
本当に同感、カッコイイ!家を飛び出して行った勢いでコンビニでこれを一つだけ取って、きっと何も恥じる事無く堂々と勢いに乗ったままレジでお金払ったんだろうと想像すると、もう本当に痺れる。
彼を動かしている原動力は、ヒロインが一番欲しかったものだし。
そして、この行動を「男らしい買い物!」と表現するヒロインも最高だ!

でね、書き忘れてたけど、
お酒に酔って得体の知れない男の人を部屋に入れちゃうような能天気さと人の良さがあって、
ちょっとオッサンも入っていそうな言動をたまにしちゃうけど、
可愛いところもあって乙女チックな思考回路も持っているヒロインには、
さしこ(HKT48の指原莉乃さん)がいいなぁと思うんだよね。
さやかは26歳みたいだから、さしこじゃちょっと若いけどさ。
イツキはね…すみません、イケメン俳優さん、ほんとにTVに出てる一部の方しか知らなくて…
25~8歳の、美人系じゃなく、男の人!なルックスで、絶対に黒髪でお願いします。
ここ、譲れません、イツキは茶髪じゃないんです、私の脳内では。




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『夜の木の下で』


『夜の木の下で』  湯本香樹実/著  新潮社
(超個人的推奨度 ★★★☆☆)

6本収録の短編集です。
評判通り、青春時代の「空気」を表現されるのがとてもお上手な方だと感心しながら読み進めました。

でも、不思議な要素が絡んでいて、ドキドキさせられて、それなのに終わり方はあまりにも日常的で地味。
「そうだよね、現実はそんなもんだよね」と、最もがっかりしたのが「私のサドル」と「マジック・フルート」
非現実的でも、諸手を挙げて万歳したくなるようなハッピーエンドが大好きな私としては、読後感が不満足でした。

しかし!
表題作の「夜の木の下で」、これは良かった。
他の作品同様にグイグイ引きこまれ、更にラストが納得の形だったので、いやこれは本当に気持ち良かったです。
最後の一行で、ぼたぼたっ!と落涙させて頂きました。
弟のいるお姉ちゃん、お勧めします。




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『モナ・リザをぬすんだのはだれ?』

モナリザをぬすんだのはだれ?
『モナ・リザをぬすんだのはだれ?』 (大型絵本)
ルーシー・ナップ/著 ジル・マックエルマリー/絵   結城 昌子/訳 岩波書店
  
(超個人的推奨度数★★★★★

モナ・リザの「こんなことがあったのよ~」みたいな軽快な口調で書かれているので、とても親しみやすく、ページ数が多い割にはさくさくと進んでいきました。絵も分りやすくて良いです。

読書週間の最終日、高学年での読み聞かせに持って行きました。
初めて6年生という最高学年相手に、どんな本を読んだら楽しんでもらえるのか、とっても悩みました。
絵本を見せながら読むスタイルじゃなくて、朗読を聴かせるのでもOKと言われていましたが、
確かに朗読は私が楽チンだけど、最後まで想像だけで過ごしてもらうように読み上げる自信はなく…(一時プロだったくせに;)
また「6年生でも絵本を楽しむよ」とも聞いて、結局いつも通りのスタイルで行こうと決め、
少々謎解きも含んだ(喰い付いてもらえるように;)この絵本を選んだわけですが、
6年生の子供たち、最後まで静かに付き合ってくれました。良かった良かったありがとう。

ちなみに、実話です。
あとがきにあった、犯人の男の詳しいプロフィールを最後に付け加えて話して、15分めいっぱいかかりました!



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ジャンル : 本・雑誌

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『アルジャーノンに花束を』


『アルジャーノンに花束を』(超個人的推奨度数★★★★★)
ダニエル・キイス/著  ハヤカワ文庫 

もう何十年も前に一気読みしました。
大好き…という表現ではなく、なんて言うかこう、切ない、そして恐怖……
とにかく夢中になって読みました。

確かに当時、流行りました。
舞台化もされ、素人の舞台は生で、プロの舞台はTVで観た事があります。
あのすごい世界をどう表現するのか興味津々だったからですが……

春の新番組で、山ピー主演でドラマ化するようですね。
山ピーは好きだけど、何でもジャニーズ出せばいいってもんじゃ…もごもごもご……

知的障害のある主人公が、新薬の力で劇的に知能が高まって行くお話です。
予告でもキャッチコピーでも言ってますので、ネタバレにはならないよね。

原作の小説は、彼の日記という形で進みます。
最初のページは、ひらがなだらけの誤字脱字甚だしい拙い日記。
でも、彼なりに幸せな毎日を送っている事が良く分ります。
仕事先にも親切な仲間が大勢いて、失敗しても皆優しい。
彼の毎日はとても充実しています。

ある日、彼の主治医が新薬を紹介してきます。
ハツカネズミでの実験では素晴らしい成果があった薬、それの人体実験に彼は利用されるわけですが、
大好きな敬愛している主治医の言葉を疑うはずもなく、また、立派な人間になれるなら…と、
彼は新薬を受け入れます。

それからの日記は、漢字が増え、文章も整い、だんだんと難しい専門用語が出て来始め……
興奮しました、これは絶対に小説媒体じゃないと味わえない表現です。
なので、ぜひ一度、読んでみて頂きたいと思います。

新薬で、高い知能を持つことになったハツカネズミの名前がアルジャーノンです。





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ジャンル : 本・雑誌

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『サボテンホテル』『ポカポカホテル』

4年生の読み聞かせに持って行きました。今日はホテル繋がり。


『サボテンホテル』絶版中で画像無しです;(超個人的推奨度数★★★★★
ブレンダ・Z・ギバーソン/著  メーガン・ロイド/絵  三河内彰子/訳
福音館書店の月刊誌「たくさんのふしぎ」の一冊です。

アメリカのアリゾナ州の南部とメキシコ北部にまたがるソノラ砂漠に生えるスワロサボテン。
キツツキがあけた穴にはいろいろな動物が住むので、サボテン・ホテルとも呼ばれています。
砂漠の過酷な環境にみごとに適応して、快適なホテルとして200年近く生きるサボテン、
死してなお砂漠の糧になるという、健気な一生を鮮やかな色彩のイラストで綴っています。

私は、当時5歳の長男に布団の中で読み聞かせていて、ラストは声に詰まってしまった記憶があります。
大切な大好きな一冊です。ハードカバーにならないかなぁ…。



ポカポカホテル (ひかりのくに傑作絵本集)
『ポカポカホテル』(超個人的推奨度数★★★★☆
松岡節/著 いもとようこ/絵 ひかりのくに 

主人公のたっちゃんが就学前の年齢っぽかったので、4年生に読むにはちょっと幼いかな…と思いましたが、文章のリズムが良いのと、いもとようこさんの温かい絵で、子供たちは集中してくれました。
特に、たっちゃんがしまりすくんと一緒に木の幹に入ったシーンは、見開きで真っ黒なページに白抜きの文字でセリフがばらばらに散らばっていて、たっちゃんたちも何も見えていない状態が良くわかって、子供たちは大笑いしていました。



だんだん好き嫌いがはっきりしてくる年齢なので、本に興味のない子にも、一人でも多く楽しんでもらえるかが最大の勝負どころです。


原稿も終わって、日常を過ごせています。原稿も幸せ、日常も幸せ。感謝感謝です。


拍手・メッセージ・お立ち寄り、ありがとうございます。



テーマ : 読み聞かせ
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『完全なる首長竜の日』

【映画化】完全なる首長竜の日 (『このミステリーがすごい! 』大賞シリーズ)
乾 緑郎/著  宝島社  (超個人的推奨度数★★★★☆


第9回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作だそうですが、
映画「リアル」の予告を観て面白そうだと思った原作だったので借りて読みました。

主人公は少女漫画家の淳美。彼女の弟・浩市が、自殺未遂で昏睡状態に。
浩市は、意識障害で昏睡しているので、彼の意識の中へ入って行けば「会える」のだ。

自殺の理由を知りたい淳美は、浩市との意志の疎通を図る「センシング」という医療を受け続ける。
センシングによって、淳美は日常のような世界で浩市と会えるが、浩市は接触を拒絶するかのように毎回自殺をして一方的にセンシングを終了させてしまう。


興味を持った映画では、姉弟ではなく、幼馴染の恋人同士です。
更に、昏睡しているのは淳美(綾瀬はるかちゃん)の方で、会いに行くのが浩市(佐藤健くん)です。


脳内乙女の私は、本を手にした時「なんだぁ、姉弟じゃラブはないじゃん」とがっかりしたんですが、お話はとても勢いがあり、あっという間に読了、今は「これはもう、恋人にしちゃダメじゃん!?」とも思っています。


ほとんどの方も上げておられますが、私も読んでいて思ったのは映画『インセプション』でした。
これは他人の夢の中へ入っていくというSFでした。

ミステリーと言いながら、SFチックで、ちょっぴり怖かった。SFホラーって言うの?


ただ、私は、最後は頂けなかったです。そっちで終わりですか!?って。
海辺で終わりにしてくれてたら良かったのになぁ。

でも、読みやすい長さなので、楽しめます、お勧めします。



拍手・メッセージ・お立ち寄り、ありがとうございます。


テーマ : 読んだ本の感想等
ジャンル : 小説・文学

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『神々の午睡』

神々の午睡
あさのあつこ/著 学習研究社 (超個人的推奨度数★★★★☆


お薦めという紹介文をどこかで読んで、図書館で予約しました。
取りに行って、びっくり。表紙画が CLAMP じゃん!え、児童書?
イメージは、もちょっと地味な神話ファンタジーだと思っていたのに;;;

ところが!すごく面白かったです!!!つか、好みだった~~~!

六編からなる短編集で、恋愛物が二編、他は、愚かでザンネンな話、神と人間の絆みたいな胸キュンな話、頑張る人間の話、等々。

好みなわけだったのは、昔、散々愛読していたアニメディアというアニメ情報誌に連載されていた作品だったんですね。
私はそこから成長していないのか…とも思ったけど、いいの。好きなものは好き。
ドラマCDにもなっているそうで。私は漫画で読んでみたい。もちろんCLAMP画で!

死と嘆きを司る神グドミアノが、たいそう人気のようですが。
表紙画では女性かと思うような容姿で描かれてますな。
私はですね、シムチャッカとライシの恋物語「リュイとシムチャッカの話」と、
愛らしい顔に似合わない荒い言葉使いのピチュと、盗賊達との触れ合いが微笑ましくもきゅんとした「盗賊達の晩餐」、この二本がとっても印象深くて好きです。

文章が、雄大というか、悠久の流れを感じるんですよ~。神々の永遠の時の流れを。
なんちゃってポエム風感想ですみませんが、ゆた~りゆた~り…って感じなの。

あさのあつこ氏の作品を読んだのは、初めてでしたが、ほんとに面白かったです。
まだまだ読みたい作品がたくさんあるんだよなぁ~~~。


拍手・メッセージ・お立ち寄り、ありがとうございます♪


持ち運びに便利な文庫版も出てました。
4344420578神々の午睡 (幻冬舎文庫)
あさの あつこ
幻冬舎 2013-08-01

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テーマ : 日記とアニメ・マンガ関連ごちゃまぜ
ジャンル : アニメ・コミック

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『タイタニックの犬ラブ』

タイタニックの犬 ラブ―氷の海に沈んだ夫人と愛犬の物語 (ドキュメンタル童話・犬シリーズ)
関 朝之/著 ハート出版  (超個人的推奨度数★★★★★

もう、タイトルや絵からして、どんなお話なのか察しがつくと思いますが、その通りです。

チビどもと図書館へ行き、チラ読みしていて堪え切れずに書棚の前で一気に落涙してしまいました。
表紙にすでに書いてあるので、ネタバレも何もありませんが、
「氷の海に沈んだ夫人と愛犬の物語」です。

いざ借りて来て、最初からちゃんと読み始めてみて驚いたのは、
本編に入る前の部分にあった「タイタニック号に乗っていた わたしのひいおじいちゃん」という章です。
「わたし」は、音楽家・細野晴臣氏の娘さんなのです。
細野氏といえば、私的にはY.M.O.ですが、彼のおじいさんがタイタニック号からの生還者だという事を、何かで読んで知っていました。当時、あらぬ誤解を受け、心無い誹謗中傷を受けられた事も。
その事についてはエピローグの方でそっと触れられています。

本編のエピソードや会話は、もちろん想像で書かれていますが、愛犬と一緒に氷の海に沈んだ夫人が存在したのは事実です。
乗客乗員総数の半数分しかない救命ボートには、動物、ましてや大型犬なんてとても乗せてもらえなかったのです。
夫人にとっては家族のラブ。数年前に夫が病死した後、ずっと支えて来てくれたかけがえのない存在。
僅かな葛藤の末に、ラブを残して自分だけボートに乗る事を夫人は放棄します。
夫人が選んだのは、ラブと一緒に死ぬ事ではなく、ラブと一緒に最期まで生きる事。
「死ぬ」のではなく「どう生き切るか」を考えた選択。
もう、なんかね、頭ガツーーーンって叩かれた様なね、ほんともう、言葉が見つかりません;

かの有名な映画でも表現していた、どんどん傾いて行く船のデッキ。
片手でラブを抱えながら手すりにぶら下がっている夫人が、とうとう運命を受け入れて、
手すりを離して両手でラブをしっかり抱き締めて、デッキを滑り落ちて行くんだけどね、、、
(いまだに号泣ナウ)
この辺の描写が、静かで温かくて、本当に心に沁みる文章です。

児童書ですが、大人にも超お薦めの本でした。


拍手・メッセージ・お立ち寄り、ありがとうございます…



テーマ : 児童書
ジャンル : 本・雑誌

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『図書館戦争』

図書館戦争 図書館内乱 図書館危機 図書館革命
別冊 図書館戦争〈1〉 別冊 図書館戦争〈2〉
有川浩/著  メディアワークス (超個人的推奨度数★★★★★


昨年夢中になってシリーズ読破した小説です。有名です。今頃読みました。
自分より背の低い男性を好きなるなんて有り得ない派だったわたくしでしたが、
そんな偏見がどさりと落っこちました。
やっぱりね、人間、中身がほとんどだよ、うんうん。
そりゃ、ある程度の好みの外見ってのもあるけどさ、
中身に惚れちゃうと、なんつうか、こう、ぬる目のお湯でゆっくりじっくり芯から温まった、みたいな? ほかほかがなかなか冷めない、ってのと似てるよね。
そもそも、背が低くて困っちゃうのは、立ってる時にするハグとかチューだけじゃん?(あ、ラブな展開において、です)そっから先は、立ってないから問題なし~。あ、下品でごめん。

設定がものすごく緻密で、リアルでありそうな世界観でした。
図書隊、かちょええ!

全部で4冊 + 別冊が2冊。たくさん楽しめました。
登場カップルは全部で4組。
「怒れるチビ・堂上教官」と「熱血バカ・笠原郁」の主役ペア
堂上の同期「笑う正論・小牧さん」と「小牧の幼馴染・毬江ちゃん」ペア、
郁の同期「情報屋・柴崎麻子」と「頑な少年・手塚光」ペア、
上司の「喧嘩屋中年・弦田隊長」と「昔、同棲していた雑誌記者の折口マキさん」ペア。
どのカップルも、それぞれ見所満載で美味しいですが、
二次的に萌えるのは、「小×毬」カポと「手×柴」カポですね!

読み終わった当初は「手柴」だったけれど、半年以上経過して尚気になるのは「小毬」だな。
いつも冷静沈着な小牧さんが、毬江ちゃんのコトとなると、静かにしかし強烈に動くのが、とんでもなくいい。守られている!!!感が素晴らしく堪能できるし、正確なデータで確実に動く自信に満ちてる小牧さんが、毬江ちゃんのコトでは弱気にもなったりするのが萌えます。エリートの「好きな女のコトでうっかりおろおろ」ぐふふ。
(あ、ベジータにもそれは通用するよね、うふふ。)

表紙もステキでした。収録話のアイテムが必ず描き込まれているので、探すのが楽しいです。

アニメも全巻観ました。良かったです。
今年の夏、映画化だそうですね、びっくり!アニメでやってた部分を映画化するみたいですね。
楽しみです。


拍手・メッセージ・お立ち寄り、ありがとうございます♪


持ち運びに便利な文庫版出てた!
B005OOT2WY図書館戦争シリーズ 1-6巻セット
有川 浩
角川書店(角川グループパブリッシング) 2011-09-08

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テーマ : 読んだ本の感想等
ジャンル : 小説・文学

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『小説・秒速5センチメートル』

小説・秒速5センチメートル (ダ・ヴィンチブックス)

新海誠/著 メディアファクトリー  (超個人的推奨度★★★★☆


わざわざ「小説」とタイトルにあるのは、原作がアニメ映画で、監督ご自身がノベライズしたからです。

新海誠氏に興味を持ったのは、年末休みに我が家のチビ達が観ていたアニメ「星を追う子ども」がとても面白そうだったからです。(でも私はちらりと聞いてただけ。後日時間を作ってちゃんと観る予定です)

唯一、小説媒体になっていた作品がこれだったのでさっそく読んでみましたが、とても良かったです。

主人公「遠野貴樹」の、小・中学生時代と高校時代と社会人になってからの三部作になっていて、小・中学時代は本人からの視点で、高校時代は彼に思いを寄せる同級生の女の子からの視点、社会人時代は誰の視点でもなく書かれています。

恋する女子視点で書かれた第二部「コスモナウト」では、思いっきり女子高生に戻った気分でキャーキャー言いながら読めました。
第二部の舞台は種子島。ふふふ、そうです、種子島と言えば種子島宇宙センターですよね!
小説当時はまだJAXAではなくNASDAの頃。私的にはゾクゾクするエピがたくさん散りばめられてました。
「コスモナウト」cosmonautとはロシア語で宇宙飛行士のこと。
ああ、これ、映像(アニメ映画)で観たら、どんなんだろう!とワクワクしています。

青春の甘酸っぱさが堪能できるお話でした。ステキでした。でも切なかったです。
それが青春だ。

桜の花びらが落ちる速度は秒速5センチメートル。
雨粒の落ちる速度は秒速5メートル。
ロケットを積んだトレーラーが発射場まで進む速度は時速5キロメートル。

ロマンチック!

余談ですが…長男がまだ中2の頃に、読書感想文用に読んでいたらしく。何かこっ恥ずかしかったです。自分の青春を見られたわけではないのだけれど、何かね^^; そんな風に感じる程、めっちゃ青春物でした。


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テーマ : こんな本を読んだ
ジャンル : 本・雑誌

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『はやぶさ君の冒険日誌』

はやぶさ君の冒険日誌
小野瀬直美/著 寺薗淳也/監修 毎日新聞社(超個人的推奨度数★★★★★

買いました。JAXAのHP版にずいぶん加筆されていて、いろいろ詳しくも楽しそうで、盛りだくさんな一冊になっています。子供にももちろんばっちり。

JAXAサイト内の「はやぶさ帰還特設サイト」に「関係者からのメッセージ」というページがありまして、はやぶさプロジェクトに係わった方々の思いが日変わりで掲載されています。
私も、はやぶさの帰還の瞬間が近づく日々、よく拝見していましたが、その中でも、はやぶさ運用スーパーバイザーでもあるサンプラ担当者の矢野創助教授が、帰還当日の朝にUPされたメッセージがとてもとても心に沁みました。

七年前。いよいよ12時間後に打ち上げが迫った、まだミューゼスCと呼ばれていたはやぶさに贈った言葉。

そのシーンを、映画「HAYABUSA」でも再現してくれていたのですが、鑑賞時の私は、似たようなシチュエーションだなぁと思っていても気付けず、帰宅してパンフレットに「モデル:矢野創助教授」と発見して、改めて感動!
(劇中では田嶋学という名前で、役者さんは山本耕史さんです)

本当に本当に素敵なメッセージです。カプセル回収隊でもあった矢野氏が、ウーメラ砂漠ではやぶさへの手紙という形で書かれています。
ぜひご一読下さい~。↓リンクしました★
*関係者からのメッセージ「約束」矢野創*


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テーマ : 心に残る映画
ジャンル : 映画

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『ダレン・シャンⅠ 奇怪なサーカス』

ダレン・シャン―奇怪なサーカス
ダレン シャン/著  田口 智子/訳  小学館 (超個人的推奨度数★★★★☆


映画を観て、主人公を教育して行くバンパイアに骨抜きにされた記事を熱く3/30にupした私ですが、
やっと原作をゲット、読みました。
が、映画の半分にも満たない内容だったので、映画は次作のⅡも一緒になっていたようです。

陽気なミュージシャン志望のヘビ少年やキュートなモンキーガールは、
まだちっとも活躍して無かったですし。

おっさんバンパイアのラーテン・クレプスリーは、
原作ではヒョロガリ体形で映画の彼とはイメージが違っていましたが、
それでも脳内ではあの彼を動かしながら読み進めました。

読んでみて、映画はとても良くエピソードを端折り、ちょっと変え、繋げていたと感心しました。
原作を読んでも、映画は全く色あせなかったです!
(つかクレプスリーの魅力は映画でないと味わえない…;;;)

図書館に返しに行った時に次を借りようとしたらⅡからズラリと貸し出し中で、
とりあえずⅩがあったので、後書きをチラ読みした。
んが!今この時点では知りたくない事をたった1行で知ってしまいまして打ちひしがれています…馬鹿な私…orz
そんなに先の巻の後書きなんて読むんじゃなかった。遅いけど。これからは気を付けよう…しくしく。


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テーマ : 本読みの記録
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『天使の靴』

天使の靴
ドナ・ヴァンリアー/著 木村恵子/訳 ポプラ社  (超個人的推奨度数★★★★★

「大切な人を、大切にするのは難しいことですか?
 妻から別れを切り出された夫。彼はクリスマスの夜、ある少年と出会う…。
 小さな出会いが人生を変える。
 少年の無垢で純粋な愛に、心温まるハートフル・ストーリー!」

↑新聞の広告欄での紹介文ですが、これに惹かれて読みました。

家族のために、ただひたすら働いて来た男。
高級住宅街に住み高級車を所有する豊かな生活こそが最大の幸せなのだと信じている男は、最愛の妻達が寂しがっているとは夢にも思わない。


もう一組の家族は、自分達で改装したガタガタの中古住宅に暮らし、
生活は一杯一杯だけれどいつも家族一緒で、真面目に正直に生きている。


別々に語られる二組の家族の話が、クリスマスの夜に交わる…。

離婚を切り出された男の話は、男の独白形式で進むのに、
もう一方の家族の話は、物語風に進むのが、上手く説明できませんが妙に納得でした。


印象的で何度も反芻してしまった台詞があります。
慎ましやかな生活を送っている夫婦の会話ですが、いつもやりくり頑張っている妻に、夫が申し訳ないみたいに言うと、彼女は微笑んで、『欲しいもの』すべてが『必要なもの』ではない、自分たちは必要なものはすべて持っていると答えるんです! さらにガレージセールばかりで買い物をしている妻に「たまには百貨店や専門店で買い物したいだろう…」みたいに言うんですね。すると彼女は、そんなことはどうだっていいことだ、健康で幸せである事、それ以外は余分なことだときっぱり。
何て潔いんだろう、何て強いんだろう、何て素敵な女性だろう。

そう思ってはいても、つい贅沢品に心奪われがちな自分を反省です。
心奪われる物すべてが、必要な物ではない。
何処の店で買った物だろうと、ノーブランドだろうと、そんな事はどうだっていい事。

今の、使い捨ての時代が、何だかとても悲しくなって来ます。
彼女のように、少しでも凛と生活したいと心から思いました。

ラストがとてもとても素敵でした。良かったね、マギー。


文庫版も出てました。
天使の靴 (ポプラ文庫)

拍手・コメント、いつもありがとうございます…。




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『お稲荷さんが通る』


叶 泉/著   産業編集センター (超個人的推奨度数★☆☆☆☆

第9回ボイルドエッグズ新人賞受賞作。

舞台は、かつての日本の京都。今は中国日本省特別区。
日本人は最下層民族。中国民族(大陸人)から蔑まれながら、
高層スラムで一人逞しく生きる18歳の主人公『桐之宮稲荷』は、顎に「自称神様」が憑依している。
神様に出て行って欲しい稲荷と神様のドタバタと、物の怪達の戦いとかあったりして、ファンタジーな面白い話なんだけど…だけど。

おおお…と盛り上がるまでが、私には長かった…。
それと、稲荷ちゃんの行動が妙に無駄が多いように感じてしまった。
稲荷ちゃんの職業が娼婦なのにびっくり(本の折り返しにしっかり書いてあった;;;)。
その仕事っぷりのページもそんなにいらないよ…とも思い…

稲荷ちゃんの片思いの恋、相手の友人の下品な部分の方が稲荷ちゃんのドキドキしてる乙女部分より多く書かれてるってのはさぁ…、あぁ、作者はこーゆー部分が書きたいのかぁ…と急に興味は冷めて読むの止めようかと思いました。
でもやっと話が動き出したので、最後まで読んだら、山場は面白かったです。

最初からこの路線で書かれてればなぁ。

と、私は思った次第です。受賞作だって合う合わないはやはりあるんですね。
何様感想ですみません。


拍手・コメント、いつもいつもありがとうございます☆



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『さよならのためだけに』

さよならのためだけに
我孫子 武丸/著  徳間書店  (超個人的推奨度数★★★☆☆
独創的相性判定でピッタリの相手を見つけてくれる結婚仲介業社の紹介で、
特Aの組み合わせで結婚した主人公達が、ハネムーンから戻るなり離婚を決める。
まったくそりが合わなかったから。

でも、何故か簡単に離婚できない。
離婚を阻んでいるのは、少子晩婚化に悩む国家だった。

かくして、二人は大嫌いな相手とタッグを組んで、離婚を勝ち取るべく国家に挑んで行く…!
 
近未来SFチックなお話だとは思っていなかったので、思いがけずにスリルも味わえました。
主人公・二人の語りで進んで行くので、一つの出来事も、彼氏側と彼女側から読めて、
感じ方や考え方の男女の違いが楽しめて面白いです。

ヒロインは気が強いけれども自分の意思をしっかり持った先進的な女性。
それに比べてヒーローは、一般的な枠からはみ出る事を嫌い、
彼女が悩んでいる事すら理解できない、後進的な男性。
合うはずがない。
なのになんで特Aの組み合わせなの?どこが?ってこの謎は結構早くに解かるんですが、
解かってからも面白く読めました!恋愛物だったしね。(重要ポイント) 

サラサラサラ~と読めます。お勧めします。
作者の我孫子武丸さんはゲームの脚本も書かれているそうです。



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初代・宇宙戦艦ヤマトこそが
 敬愛する作品だと再認識;
(2199では篠玲限定萌)
★大3♂・中2♂・中1♀ 育児中
同人活動用TwitterID:
CITRONMOON753

****最近の悩み****
★読書時間が取れない
★Twitterでほぼ幽霊
★絵画の技量が減退の一途 
★体重が増加の一途 Help!

地味に活動しています








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