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2016-01-12 (Tue)

『夜の木の下で』  湯本香樹実/著  新潮社
(超個人的推奨度 ★★★☆☆)

6本収録の短編集です。
評判通り、青春時代の「空気」を表現されるのがとてもお上手な方だと感心しながら読み進めました。

でも、不思議な要素が絡んでいて、ドキドキさせられて、それなのに終わり方はあまりにも日常的で地味。
「そうだよね、現実はそんなもんだよね」と、最もがっかりしたのが「私のサドル」と「マジック・フルート」
非現実的でも、諸手を挙げて万歳したくなるようなハッピーエンドが大好きな私としては、読後感が不満足でした。

しかし!
表題作の「夜の木の下で」、これは良かった。
他の作品同様にグイグイ引きこまれ、更にラストが納得の形だったので、いやこれは本当に気持ち良かったです。
最後の一行で、ぼたぼたっ!と落涙させて頂きました。
弟のいるお姉ちゃん、お勧めします。




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