123456789101112131415161718192021222324252627282930
2016-01-14 (Thu)

有川浩/著  角川書店  (個人的推奨度★★★☆☆)

図書館戦争シリーズ以外の有川浩著作品では、お初の小説でした。
書店の平積みの恋愛小説の類にあったので、期待して手にしました。

呑み会帰りのヒロインが、マンションのポーチの植え込みで見つけたのは凍死&餓死寸前の行き倒れ青年。
「俺を拾ってくれませんか。咬みません、躾のできた良い子です」
捨て犬紹介のようなセリフに酔っているヒロインは大ウケ、警戒心を感じさせない青年に気を許し、部屋へ招き入れ、そこから共同生活が始まる…

この青年がんめちゃくちゃカジメンでね~。
全編通して、この二人は休日ごとに散歩に行き、野草を摘み、それを食するわけです、
とても楽しそうに。とても美味しそうに。とても幸せそうに。充実しまくっているんです。
そんな日々を過ごしていれば、特別な感情も芽生えるよね。
いや、違うか、特別な感情を抱いてしまうような相手だからこそ、そんな日々になったんだろうね。
ただの同居人から恋人同士になります。リア充です。

恋愛物のクライマックス、白状合戦みたいなシーンのやり取りが大好きです。
あー、でも、この小説では、ここはクライマックス=結ではなく、起承転結の承です。

彼、イツキが作る料理をぜひぜひ食べてみたいです。
指咥えて読み進めるのがひもじかったです。
週末をあんなふうに毎回過ごせたら、どんなに素敵だろうとしみじみ思いました。
お金がかかってないのに、贅沢な過ごし方。

しかし、恋愛の下りより、その料理や草花の話の方が多かった印象です。


余談ですが、これまた映画化するんですね…
予告映像を拝見しましたが、二人とも私のイメージとは…違うなぁ…残念。
イツキもさやかも、もっともっと普通の、芯が太いしっかりした、もうちょっと大人の感じなんだけどな…
あの二人では綺麗過ぎるよ;;;

1/16 追記
今、振り返ってみても「全くその通りだ!」とものすごく思うセリフがあります。
------何て男らしい買い物!
本当に同感、カッコイイ!家を飛び出して行った勢いでコンビニでこれを一つだけ取って、きっと何も恥じる事無く堂々と勢いに乗ったままレジでお金払ったんだろうと想像すると、もう本当に痺れる。
彼を動かしている原動力は、ヒロインが一番欲しかったものだし。
そして、この行動を「男らしい買い物!」と表現するヒロインも最高だ!

でね、書き忘れてたけど、
お酒に酔って得体の知れない男の人を部屋に入れちゃうような能天気さと人の良さがあって、
ちょっとオッサンも入っていそうな言動をたまにしちゃうけど、
可愛いところもあって乙女チックな思考回路も持っているヒロインには、
さしこ(HKT48の指原莉乃さん)がいいなぁと思うんだよね。
さやかは26歳みたいだから、さしこじゃちょっと若いけどさ。
イツキはね…すみません、イケメン俳優さん、ほんとにTVに出てる一部の方しか知らなくて…
25~8歳の、美人系じゃなく、男の人!なルックスで、絶対に黒髪でお願いします。
ここ、譲れません、イツキは茶髪じゃないんです、私の脳内では。




関連記事
web拍手 | 読書感想 | COM(0) | TB(0) |















管理者にだけ表示を許可する